ChatGPTのグループチャットは提供終了|使えなくなった経緯と、チームで一つの会話を進める代わりの方法【2026年9月最新】

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さとしAI・DXコンサルタント

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あやマーケター

本記事は、公式情報を確認したうえで、AI・DX活用の実務に携わる編集部が制作しています。AIサービスは仕様・料金の更新が頻繁なため、内容は記事内に明記した時点のものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

「ChatGPTにグループチャットがあると聞いたのに、作る場所が見つからない」「以前に作ったグループチャットに、メッセージを送れなくなった」。2026年9月時点でこう感じているなら、それは操作の問題ではありません。グループチャットは、2026年7月9日から新しく作れなくなっています。

結論から言えば、ChatGPTのグループチャットは、2025年11月に試験的に始まり、2026年7月に新規の作成と参加が終了しました。既存のグループチャットは読み取り専用で残っています。一方で、「チームで同じ会話や資料を使って仕事を進めたい」という目的そのものは、会話の共有リンク、共有プロジェクト、ライブラリの共有といった別の機能で、以前より本格的に実現できるようになっています。

この記事では、ChatGPTコンサル編集部が、グループチャットの経緯と現在の状態、既存のグループチャットで今できること、そして目的別の代わりの方法を解説します。

⚠️ 機能の提供状況は変わることがあります。本記事は2026年9月26日時点の情報です。最新の内容はグループチャットの終了に関する公式ヘルプでご確認ください。

グループチャットとは何だったか

グループチャットは、一つの会話に複数の人とChatGPTを同時に参加させる機能でした。OpenAIの発表によれば、2025年11月13日に日本、ニュージーランド、韓国、台湾で試験的に始まり、11月20日にログインしているすべての利用者に広がりました。

できることは次のとおりでした。

  • 1人から20人までが、一つの会話に参加できる
  • 招待用のリンクを共有して、相手を会話に加える
  • 画像生成、ファイルのアップロード、検索、音声入力が使える
  • グループごとにカスタム指示を設定できる
  • グループに名前を付け、参加者を追加したり外したりでき、通知をミュートできる

対象は、無料版、Go、Plus、Proのログイン利用者で、Webとスマートフォンのアプリで使えました。友人との週末旅行の計画、レストラン探し、ちょっとした議論の決着といった、日常の場面を想定した機能として紹介されていました。

💬 さとしさん(編集長)
日本は最初の試験地域の一つでした。だからこそ「あったはずなのに」と探す人が多いんですね!

2026年7月9日に新規作成が終了

公式ヘルプによれば、グループチャットは「試験的な取り組み」として始まり、2026年7月9日から、新しいグループチャットの作成、既存の会話のグループチャットへの変換、新しいグループチャットへの参加ができなくなりました。

この日付は、複数手順の仕事を任せる「ChatGPT Work」と、刷新されたデスクトップアプリが登場した日と同じです。OpenAIは終了の理由を具体的には説明していませんが、公式ヘルプには「ChatGPTをより協働的にする方法を引き続き模索している」と書かれています。

既存のグループチャットは読み取り専用で残る

すでに作ってあったグループチャットは、移行期間を経て読み取り専用になります。公式ヘルプでは、次のように案内されています。

  • 既存のグループチャットの履歴は、引き続き閲覧できる
  • 読み取り専用になったあとも、メッセージ、ファイル、画像を確認できる
  • 新しいメッセージは送れない
  • 削除の予定は示されていない。公式ヘルプでは「当面は引き続き利用でき、まもなく読み取り専用になる」とされ、読み取り専用になる時期は展開の状況で異なる

別にコピーを残しておきたい場合は、ChatGPTの設定またはOpenAIのプライバシーポータルから、データの書き出しを申請できます。過去のやり取りを見返したり、そこで共有されたファイルを取り出したりすることは、読み取り専用になったあともできます。続きの相談をしたい場合は、次に紹介する別の方法に移る必要があります。

「チームで一つの会話を使いたい」目的別の代わりの方法

グループチャットが担っていた役割は、いくつかの機能に分かれて引き継がれています。何をしたいかで選んでください。

やりたいこと 使う機能 対象
自分の会話を相手に見せたい 会話の共有リンク すべてのプラン
相手にも続きを考えてもらいたい 共有リンクからの「続ける」 すべてのプラン
チームで同じ資料と指示を使って作業したい プロジェクトの共有 すべてのプラン(人数の上限はプランで異なる)
ファイルやフォルダをチームで使いたい ライブラリの共有 Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu(Web版)
定期的な作業を相手にも使ってもらいたい 定期実行タスクの共有 無料版・Go・Plus・Pro

会話の共有リンク|見せる、続きを渡す

自分のChatGPTでの会話を、リンクで相手に見せる機能です。個人のアカウントで作ったリンクは、リンクを知っている人なら誰でも見られます。受け取った人は、その会話を自分のアカウントで「続ける」ことができ、続きは相手側の別の会話として作られます。

注意点は、個人のアカウントのリンクが、作った時点の内容を写したものだという点です。あとから足したメッセージは、リンクを更新しない限り含まれません。一方、Business、Enterprise、Eduのワークスペースで作ったリンクは、同じワークスペースのメンバーだけが開け、共有後に足したメッセージも含められます。

プロジェクトの共有|チームの作業場を作る

プロジェクトは、無料版、Go、Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduのすべてで、WebとスマートフォンのアプリからほかのIDと共有できます。公式ヘルプでは、進行中の仕事のための「生きた文脈の拠点」として案内されています。

招待した相手には、チャットができる権限か、編集までできる権限(指示の更新、ファイルの追加と削除、ほかの人の招待)かを選べます。共同で使える人数の上限は、無料版5人、GoとPlus 10人、Pro 100人、ワークスペースのプロジェクトは100人です。Business、Enterprise、Eduでは、個人だけでなくワークスペースのグループを招待したり、ワークスペース内のリンクで共有したりすることもできます。

なお、共有したプロジェクトは自動的に「プロジェクト限定のメモリ」になり、既定のメモリには戻せません。プロジェクトの外の会話や保存されたメモリは使われず、この設定ではChatGPT Workは使えません。

プロジェクトには、共通の指示と参照ファイルを置けます。プロジェクトの中の会話は、同じプロジェクトの別の会話を参照できるため、メンバーがそれぞれ会話を始めても、同じ資料と前提の上で作業が進みます。グループチャットの「同じ場所で、同じ材料で」という役割に最も近いのは、この共有プロジェクトです。

ライブラリの共有|ファイルとフォルダを渡す

2026年9月9日から、ライブラリのファイルやフォルダを、特定の人やワークスペース全体に共有できるようになりました。対象はPlus以上のWeb版で、スマートフォンのアプリは後日の予定です。閲覧のみか編集もできるかを選び、誰がアクセスできるかをあとから確認したり変更したりできます。共有フォルダに上げたファイルは、フォルダの持ち主のものになります。

定期実行タスクの共有|仕組みを渡す

2026年8月25日から、定期実行タスクを共有できるようになりました。受け取った人は、指示や予定を自分向けに直し、自分のアプリをつないで、独立したコピーとして動かせます。無料版、Go、Plus、Proで使えます。

💬 あやさん(副編集長)
「同じ部屋で話す」の代わりに、「同じ資料と指示を共有する」のが今のやり方だよ。プロジェクトの共有から試してみて!

個人のプランでチームと使いたい場合

個人のプランでも、プロジェクトの共有は使えます。無料版なら5人、GoとPlusなら10人、Proなら100人まで招待できるので、数人のチームなら、まずプロジェクトを作って相手を招待するのが最短です。資料と指示を一度置けば、招待した全員が同じ前提で会話を始められます。

プロジェクトを使わない場合は、次の組み合わせでも進められます。

  1. 一人が会話を進め、区切りごとに共有リンクで相手に見せる
  2. 相手は必要なら「続ける」で自分の会話として引き継ぎ、結果を共有リンクで返す
  3. 繰り返し使う作業は、定期実行タスクとして共有する

会社のチームで本格的に使うなら、Businessのワークスペースを検討する段階です。ワークスペースなら、共有リンクは同じワークスペースの中に閉じ、グループ単位やワークスペース全体への共有も使えます。

よくある質問(FAQ)

Q. グループチャットはもう使えませんか?

A. 2026年7月9日から、新しいグループチャットの作成と参加はできません。以前に作ったものは、読み取り専用で閲覧できます。

Q. 以前のグループチャットのファイルは取り出せますか?

A. 取り出せます。読み取り専用になったあとも、メッセージ、ファイル、画像は確認できます。

Q. グループチャットは復活しますか?

A. 公式ヘルプでは「より協働的にする方法を引き続き模索している」とされていますが、復活の予定は示されていません。

Q. 家族や友人と一緒に使う方法はありますか?

A. プロジェクトを作って相手を招待すれば、同じ資料と指示の上で、それぞれが会話を進められます。無料版でも5人まで招待できます。同じ一つの会話に全員が同時に書き込む形は、現在はありません。

Q. 会社でチームと使うには何が必要ですか?

A. プロジェクトの共有はすべてのプランで使えます。BusinessやEnterpriseのワークスペースでは、グループ単位やワークスペース全体への共有もできます。ライブラリの共有は、Plus以上のWeb版で使えます。

まとめ

グループチャットは終了しましたが、チームで使う目的そのものは別の機能で実現できます。要点を5つにまとめます。

  • グループチャットは2025年11月に始まり、2026年7月9日に新規の作成と参加が終了しました
  • 既存のグループチャットは読み取り専用で残り、履歴とファイルは確認できます
  • 会話を見せる、続きを渡すなら、共有リンクが使えます
  • チームで同じ資料と指示の上で作業するなら、共有プロジェクトが最も近い代わりになります。無料版を含むすべてのプランで使えます
  • ファイルはライブラリの共有、定期的な作業は定期実行タスクの共有で渡せます

まずは、チームで進めたい仕事の中で「同じ資料を何度も渡している」ものを一つ選んでみてください。それをプロジェクトかライブラリの共有に置き換えると、グループチャットでやりたかったことが形になります。

💬 さとしさん(編集長)
終わった機能を探すより、いま使える共有の仕組みに乗り換えるほうが早いです。まずはプロジェクトの共有からですよ!

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