ChatGPTで図解を作るプロンプトの書き方|4つの方法と用途別テンプレート9本【2026年9月最新】

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さとしAI・DXコンサルタント

副編集長

あやマーケター

本記事は、公式情報を確認したうえで、AI・DX活用の実務に携わる編集部が制作しています。AIサービスは仕様・料金の更新が頻繁なため、内容は記事内に明記した時点のものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

「文章で説明しても伝わらない。図にしたいが、描く時間がない」。資料づくりで誰もが感じる壁です。図解は伝わる力が大きい一方、作るのに時間がかかり、後回しになりがちです。

ChatGPTは、この図解づくりを4つの方法で手伝えます。文字だけで構造を表すテキスト図解、コードから図を描くMermaid記法、画像生成で図解画像そのものを作る方法、そして図の構成案を作らせて自分で描く方法。用途に応じて使い分ければ、「図にする時間がない」は解消できます。

この記事では、ChatGPTコンサル編集部が、4つの方法の使い分け、用途別に9本のプロンプト、図解を分かりやすくする指示のコツ、そして注意点を解説します。

⚠️ 本記事は2026年9月18日時点の情報です。図の描画に使うツールや画像生成の精度は更新されます。図解の内容(順序、関係、数値)は必ず人が確認してからご利用ください。

結論|4つの方法の使い分け

方法 出力 向いている図 手軽さ
①テキスト図解 文字と記号だけの図 階層、簡単な流れ、比較表 最も手軽
②Mermaid記法 図を描くためのコード フローチャート、組織図、時系列、関係図 対応ツールが必要
③画像生成 図解の画像そのもの 概念図、イメージ図、簡単なインフォグラフィック 手軽だが精度に注意
④構成案を作らせる 図の設計(要素と配置) 複雑な図、資料用の正確な図 自分で描く手間あり

迷ったら①で構造を確かめ、正確さが必要なら②か④、見た目が必要なら③、という順序です。

💬 さとしさん(編集長)
図解の失敗は「描き始めてから構造が決まっていない」こと。まずテキストで構造を固めれば、どの方法でもきれいに仕上がるぞ!

方法①|テキスト図解

文字と記号だけで、構造を表す方法です。チャットに貼ってそのまま共有でき、最も速く作れます。

プロンプト1|階層構造(組織、分類、目次)

以下の内容を、階層構造のテキスト図にしてください。
・インデントと記号(├ └ など)で階層を表現
・各項目は短い名詞で
・3階層まで

内容:〔組織や分類の説明〕

プロンプト2|流れ(簡単なプロセス)

以下の業務の流れを、矢印(→)でつないだテキスト図にしてください。
・1行1工程、工程は5〜7個に絞る
・分岐がある場合は、条件を括弧で示す
・各工程の担当者を末尾に付ける

業務:〔説明〕

プロンプト3|比較マトリクス

以下の選択肢を比較する表を作ってください。
・行:比較軸〔コスト、期間、リスク、実現性〕
・列:選択肢〔A案、B案、C案〕
・各セルは10字以内の評価
・最後に、各案が向いているケースを1行ずつ

内容:〔各案の説明〕

表は最も再利用しやすい図解です。そのままExcelやスライドに貼れます。

方法②|Mermaid記法

Mermaidは、コードから図を描く記法です。ChatGPTにコードを出させ、対応するツール(オンラインの無料エディタ、一部の文書作成ツール、開発者向けの環境など)に貼ると、図として表示されます。フローチャートや組織図を、正確に、修正しやすい形で作れます。

プロンプト4|フローチャート

以下の業務フローを、Mermaidのフローチャート(flowchart TD)で書いてください。
・開始と終了を明示
・判断は菱形({})、処理は四角([])
・分岐の条件は矢印にラベルをつける
・ノードのラベルは日本語で、10字以内
・コードブロックで出力

業務:〔説明〕

プロンプト5|時系列・スケジュール

以下の計画を、Mermaidのガントチャート(gantt)で書いてください。
・フェーズごとにセクションを分ける
・各タスクに開始日と期間
・依存関係があれば after で表現
・コードブロックで出力

計画:〔説明〕

プロンプト6|関係図(登場人物・システム構成)

以下の要素の関係を、Mermaidのグラフ(graph LR)で書いてください。
・要素は四角、関係は矢印とラベルで
・双方向の関係は両矢印
・要素は10個以内に絞る
・コードブロックで出力

内容:〔説明〕

Mermaidの利点は、修正が「文字の書き換え」で済むことです。「工程Bの後に承認を追加して」と頼めば、コードだけ直ります。

💬 あやさん(副編集長)
Mermaidは「図を文字で管理する」方法。修正と共有が楽だから、業務フローの整理には特におすすめだよ!

方法③|画像生成

2026年4月の更新で、ChatGPTの画像生成は文字入りの画像を実用レベルで作れるようになりました。概念図やイメージ図として使う図解なら、画像として直接生成できます。

プロンプト7|概念図・インフォグラフィック

以下の内容を説明する図解画像を作ってください。
・構成:中央に〔中心概念〕、周囲に〔要素3つ〕を配置し、矢印で関係を示す
・入れる文字:〔要素の名称を列挙〕
・スタイル:フラットデザイン、白背景、青を基調
・用途:社内資料の1枚(横長)
・文字は大きく読みやすく

要素の名称を明示し、配置を言葉で指定するのがコツです。「いい感じの図解を」では、使えるものは出ません。文字の誤りが出ることがあるため、生成後に必ず確認してください。数値や正確な関係を伝える図には、③より②か④が向きます。

方法④|構成案を作らせて自分で描く

複雑な図や、資料の品質が求められる図は、ChatGPTに「設計」だけ任せ、描くのは自分(またはデザイナー)が行う方法が確実です。

プロンプト8|図の設計

以下の内容を1枚の図解にしたいです。図の設計をしてください。
・図の種類(フロー、階層、マトリクス、円環など)と、その理由
・配置する要素(10個以内)と、それぞれの位置
・要素間の関係(矢印、グループ化)
・強調すべき1点
・読者が最初に見るべき箇所
設計だけで構いません。私がスライドで描きます。

内容:〔説明〕

「図の種類とその理由」を聞くと、自分では思いつかない見せ方が出てきます。PowerPointの公式アドインを使えば、設計をスライド上で形にする作業も速くなります。

プロンプト9|既存の図を改善する

すでにある図を写真や画像で渡し、改善点を出させる使い方です。

添付の図解について、
・伝わりにくい点とその理由
・要素の削減や配置の改善案
・タイトルと注記の改善案
を示してください。読者は〔対象〕です。

図解を分かりやすくする指示のコツ

どの方法でも共通する、図解の質を上げる指示です。

  • 要素を絞る:「要素は7個以内」と指定する。図解が伝わらない最大の原因は、要素の多さ
  • 関係を言葉で定義する:「AはBの前提」「CとDは並列」のように、関係を先に文章で渡す
  • 読者を伝える:経営層向けか現場向けかで、粒度と言葉が変わる
  • 強調点を1つ決める:「この図で一番伝えたいこと」を指定すると、配置が定まる
  • まずテキストで構造を固める:①で骨組みを作り、それを②③④に展開する

グラフとの違い

数値の推移や比較は「図解」ではなく「グラフ」の領域です。表計算ファイルを渡せば、ChatGPTのデータ分析機能がグラフを作成します。「月別の売上を棒グラフに」「構成比を円グラフに」と頼めば、画像として出力されます。図解(構造や関係)はこの記事の方法で、数値はグラフ機能で、と使い分けてください。

注意点

  • 内容の確認:図解は説得力が高いぶん、誤った順序や関係がそのまま伝わります。工程の順序、担当、関係を必ず確認してください
  • 画像生成の文字:日本語の文字は改善されましたが、誤字が出ることがあります。資料に使う前に確認を
  • 描画ツールの確認:Mermaidは対応ツールでないと表示されません。共有先の環境で表示できるか確認してください
  • 機密情報:業務フローや組織図には社内情報が含まれます。契約プランの設定と社内ルールを確認してください
  • 権利:既存の図解やロゴに似せた生成は避けてください

💬 さとしさん(編集長)
図解は「伝わる」ぶん「間違いも伝わる」。順序と関係の確認だけは、必ず人がやろう!

よくある質問(FAQ)

Q. ChatGPTで図解を直接作れますか?

A. 作れます。テキスト図解、Mermaid記法のコード、画像生成の3つの形で出力できます。正確さが必要な図は、設計だけ任せて自分で描く方法も有効です。

Q. フローチャートはどの方法がよいですか?

A. Mermaid記法です。正確で、修正が文字の書き換えで済み、対応ツールに貼るだけで表示されます。

Q. 画像生成の図解は資料に使えますか?

A. 概念図やイメージ図なら使えます。文字の誤りが出ることがあるため確認が必要で、数値や正確な関係を伝える図には向きません。

Q. きれいな図解にならないのですが。

A. 要素が多すぎることがほとんどです。「要素は7個以内」「強調点は1つ」と指定し、まずテキストで構造を固めてから展開してください。

Q. グラフも作れますか?

A. 作れます。表計算ファイルを渡せば、データ分析機能がグラフを画像で出力します。図解とグラフは使い分けてください。

まとめ

ChatGPTで図解を作る方法について、要点を整理します。

  • 方法は4つ。テキスト図解、Mermaid記法、画像生成、構成案を作らせて自分で描く
  • 手軽さならテキスト、正確さならMermaidか設計、見た目なら画像生成
  • 用途別プロンプトは、階層、流れ、比較表、フローチャート、時系列、関係図、概念図、図の設計、既存図の改善
  • 質を上げるコツは、要素を絞る、関係を言葉で定義する、読者と強調点を指定する、まずテキストで構造を固める
  • 順序と関係の確認、画像の文字確認、描画ツールの対応、機密と権利に注意

まずは、次に作る資料の中で「文章で説明している箇所」を1つ選び、テキスト図解にしてみてください。構造が固まれば、Mermaidでも画像でも、仕上げは数分です。「図にする時間がない」は、今日で終わりにできます。

💬 あやさん(副編集長)
図解の8割は「構造を決めること」。そこをAIと一緒にやれば、描く工程はあっという間だよ!

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