ChatGPTカスタム指示の設定方法と活用法|毎回の説明をなくす仕組み【2026年8月最新】

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さとしAI・DXコンサルタント

副編集長

あやマーケター

本記事は、公式情報を確認したうえで、AI・DX活用の実務に携わる編集部が制作しています。AIサービスは仕様・料金の更新が頻繁なため、内容は記事内に明記した時点のものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください

「毎回、自分の職種や希望する文体を説明している」。ChatGPTを日常的に使うほど、この繰り返しが負担になります。

それを一度で終わらせるのがカスタム指示です。自分の立場や、答え方のルールをあらかじめ登録しておけば、以降のすべての会話に自動で反映されます。無料プランでも使えるうえ、設定は5分で終わります。

この記事では、ChatGPTコンサル編集部が、カスタム指示の設定手順、効果的な書き方、そして似た機能との使い分けを解説します。

⚠️ 画面の名称や仕様は更新されます。本記事は2026年8月時点の情報です。


カスタム指示とは

カスタム指示は、すべての会話に共通して適用される設定です。一度登録すれば、新しい会話を始めるたびに前提を説明する必要がなくなります。

登録する内容は、大きく2つに分かれます。

  • 自分についての情報(職種、立場、知識レベル、目的など)
  • 答え方の希望(文体、出力形式、禁止事項など)

無料プランを含むすべてのプランで利用でき、追加費用はかかりません。ブラウザ版、デスクトップアプリ、スマホアプリのいずれにも対応し、同じアカウントであれば設定は自動的に同期されます。

💬 さとしさん(編集長) 5分の設定で、毎回の説明が不要になる。費用対効果でいえば最も割のいい機能だぞ!


設定方法

現在の標準的な経路は次のとおりです。

パソコンの場合

  1. ChatGPTのサイトを開く
  2. 画面左下のアカウントアイコンをクリック
  3. 「パーソナライズ」を選ぶ(設定からも入れます)
  4. 「カスタム指示」を開く
  5. 2つの入力欄に内容を記入して保存する

スマホアプリの場合

  1. アプリを開く
  2. 左上のメニューから、アカウントのアイコンをタップ
  3. 「パーソナライズ」を開く
  4. 「カスタム指示」に記入して保存する

設定後は、新しく始める会話から反映されます。すでに進行中の会話には適用されない点に注意してください。


何を書けばよいか

入力欄は2つに分かれています。それぞれに書くべき内容を整理します。

自分についての欄

ChatGPTが答えを組み立てるうえで前提となる情報です。

  • 職種・役割(例:中小企業の総務担当)
  • 業界や事業内容(例:従業員50名の製造業)
  • 知識レベル(例:ITの専門知識はない)
  • 主な用途(例:社内文書の作成、業務の効率化)

書きすぎる必要はありません。回答の方向性を決めるうえで意味のある情報だけに絞ってください。

答え方の欄

出力に関する希望を書きます。

  • 文体(例:ですます調で、丁寧かつ簡潔に)
  • 構成(例:結論を先に、その後に理由)
  • 長さの目安(例:長くなる場合は要点を先に示す)
  • 禁止事項(例:断定できないことを断定しない、専門用語を並べない)

記入例

【自分について】
従業員50名の製造業で総務を担当しています。
ITの専門知識はありません。
社内向けの文書作成や、業務改善のアイデア出しに使っています。

【答え方】
・ですます調で、簡潔に書いてください
・結論を最初に、その後に理由を3点まで
・専門用語を使うときは、短い補足をつけてください
・断定できない内容は、その旨を明示してください
・過度な前置きや謝罪は不要です

💬 あやさん(副編集長) 「自分の状況」と「答え方の希望」の2つに分けて書くだけ。難しく考えなくて大丈夫だよ!


効果的に使うコツ

シンプルに保つ

最も重要な原則です。あれもこれもと詰め込むと、指示同士が矛盾して出力が不安定になります。

たとえば「詳しく書いて」と「簡潔に」を両方入れると、どちらを優先すべきか判断できません。全会話に共通する基本ルールだけを書き、個別の要望はその都度のプロンプトで伝えるのが実用的です。

個別の会話では上書きできる

カスタム指示は絶対ではありません。特定の会話で違う形式が欲しいときは、その場で指示すれば優先されます。

今回は表形式でお願いします

基本ルールは設定に、例外はその場で。この使い分けを覚えておくと柔軟に使えます。

効いていないと感じたら見直す

設定したのに反映されないと感じる場合、次を確認してください。

  • 新しい会話で試しているか(既存の会話には適用されません)
  • 指示が抽象的すぎないか(「良い感じに」では伝わりません)
  • 矛盾する指示が混ざっていないか

内容を保存しておく

うまく機能する設定ができたら、その文面をメモに残しておきましょう。設定をリセットした場合や、別アカウントで使う場合に、すぐ復元できます。


似た機能との使い分け

ChatGPTには、応答を調整する機能が複数あります。混乱しやすいので整理します。

機能 適用範囲 性質
カスタム指示 すべての会話 自分で明示的に書く
メモリ すべての会話 会話から自動的に蓄積される
プロジェクトの指示 そのプロジェクト内のみ 案件ごとに設定する
カスタムGPT その専用GPT内のみ 特定用途に作り込む

使い分けの目安

  • 絶対に守ってほしいルールはカスタム指示に書く
  • 日々の文脈はメモリに任せる
  • 案件ごとに条件が変わるならプロジェクトを使う
  • 特定業務を型として固めたいならカスタムGPTを作る

メモリは自動で蓄積される性質上、意図しない情報が入ることもあります。確実に守らせたいルールは、カスタム指示に明示的に書いておくほうが安定します。

💬 さとしさん(編集長) 「絶対のルールはカスタム指示、日々の文脈はメモリ」。この線引きを押さえておこう!


職種別の設定例

参考として、いくつかの例を挙げます。自分の状況に置き換えて使ってください。

営業担当の場合

【自分について】
法人向けソフトウェアの営業を担当しています。
主な顧客は中小企業の経営者層です。

【答え方】
・提案文やメールは、そのまま使える完成形で出してください
・顧客に送る文章は、丁寧だが硬すぎないトーンで
・専門用語は顧客が分かる言葉に置き換えてください

管理職の場合

【自分について】
20名規模のチームを管理しています。
判断材料が欲しい場面で使うことが多いです。

【答え方】
・結論を先に、根拠を3点で示してください
・選択肢がある場合は、それぞれの利点と欠点を整理してください
・リスクがある場合は必ず指摘してください

事務・バックオフィスの場合

【自分について】
総務・経理を兼任しています。
社内文書の作成や、規程の整理に使っています。

【答え方】
・文書は、そのまま社内に出せる体裁で作ってください
・法令に関わる内容は、断定を避け確認を促してください
・手順を説明するときは、番号つきの箇条書きで

注意点

  • 機密情報を書かない。取引先名や具体的な数値は避けてください
  • 個人を特定できる情報も控える。職種や業界程度にとどめるのが安全です
  • 文字数に上限がある。要点を絞って書いてください
  • 共有端末では注意する。設定内容は同じアカウントで共通です
  • 定期的に見直す。仕事の内容が変われば、設定も更新が必要です

よくある質問(FAQ)

Q. カスタム指示は無料プランでも使えますか? A. 使えます。無料プランを含むすべてのプランで利用でき、追加費用もかかりません。

Q. 設定したのに反映されません。 A. 新しい会話で試しているか確認してください。既存の会話には適用されません。指示が抽象的すぎる場合も反映されにくくなります。

Q. 一時的に無視させることはできますか? A. できます。その会話で「今回は表形式で」のように指示すれば、個別の指示が優先されます。

Q. メモリ機能とどう違いますか? A. カスタム指示は自分で明示的に書く設定、メモリは会話から自動的に蓄積される情報です。確実に守らせたいルールはカスタム指示に書くほうが安定します。

Q. デバイスごとに設定を変えられますか? A. 同じアカウントであれば設定は共通です。用途で分けたい場合は、プロジェクト機能の利用を検討してください。


まとめ

カスタム指示について、要点を整理します。

  • すべての会話に適用される設定。無料プランでも利用可能
  • 設定経路は、パーソナライズからカスタム指示へ
  • 書く内容は「自分についての情報」と「答え方の希望」の2つ
  • シンプルに保つのが最重要。詰め込むと矛盾して不安定になる
  • 個別の会話ではその場の指示が優先される
  • 絶対のルールはカスタム指示、日々の文脈はメモリ、案件別はプロジェクトと使い分ける

まずは5分だけ時間を取って、自分の職種と希望する答え方を書いてみてください。次の会話から、前置きの説明なしに欲しい形の回答が返ってくるようになります。設定は後からいくらでも調整できるので、まず一度作ってみることをおすすめします。

💬 あやさん(副編集長) 完璧を目指さず、まず書いてみよう。使いながら調整していけば十分だよ!


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