ChatGPT議事録プロンプト集|用途別12本と精度を上げる指示の書き方【2026年9月最新】

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さとしAI・DXコンサルタント

副編集長

あやマーケター

本記事は、公式情報を確認したうえで、AI・DX活用の実務に携わる編集部が制作しています。AIサービスは仕様・料金の更新が頻繁なため、内容は記事内に明記した時点のものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

「文字起こしを貼って『議事録にして』と頼んだが、長いだけで使えない」「決定事項が抜けている」「誰が何をやるのかが曖昧」。議事録をChatGPTに任せて、こう感じた経験がある方は多いはずです。

原因は、頼み方にあります。議事録は「会議の種類」と「誰が読むか」で、求められる形が違います。決定事項だけ欲しい会議もあれば、議論の経緯を残すべき会議もある。経営層向けと現場向けでも粒度は変わります。「議事録にして」の一言では、その違いが伝わりません。

この記事では、ChatGPTコンサル編集部が、用途別に12本のプロンプトを、そのままコピーして使える形でまとめました。あわせて、どんな会議でも精度を上げる指示のコツと、毎回の手間をなくすテンプレート化の方法を解説します。

⚠️ 本記事は2026年9月18日時点の情報です。ChatGPTは音声ファイルを直接文字起こしできないため、文字起こしは会議ツールや専用ツールで行い、そのテキストを本記事のプロンプトに貼る前提です。出力は必ず人が確認してから共有してください。

使う前に|精度を決める5つの指示

12本のプロンプトに共通する、精度を上げる要素です。これを入れるかどうかで、出力の実用性が変わります。

要素 書き方 効果
会議の情報 会議名、日時、参加者、目的 文脈が伝わり、誤解が減る
読む人 経営層向け、現場向け、欠席者向け 粒度と言葉遣いが変わる
出力の形式 見出しの順序、箇条書きか文章か、文字数 毎回同じ形で出る
不明点の扱い 「聞き取れない箇所は【要確認】と記す」 推測で埋めるのを防ぐ
用語の指定 社内用語や固有名詞の一覧 誤変換と表記ゆれが減る

特に「不明点の扱い」は重要です。指定しないと、聞き取れなかった部分をもっともらしく補完されます。

💬 さとしさん(編集長)
議事録の事故は「AIが勝手に埋めた」ことから起きる。「分からない箇所は【要確認】」の一文を必ず入れよう!

プロンプト①|標準型(定例会議)

最も汎用的な形です。迷ったらこれから始めてください。

以下の文字起こしから議事録を作成してください。

会議名:〔会議名〕 日時:〔日時〕 参加者:〔氏名〕
目的:〔会議の目的〕

出力形式:
1. 決定事項(箇条書き)
2. 議論の要点(議題ごとに3行以内)
3. 持ち越し・未決事項
4. アクション(担当者、内容、期限の表)
5. 次回の予定

ルール:
・聞き取れない箇所や不明確な発言は【要確認】と記す
・発言者の推測はしない
・社内用語は以下の表記に統一:〔用語一覧〕

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト②|決定事項だけ欲しいとき

忙しい人向けの、最短の形です。

以下の文字起こしから、決定事項だけを抽出してください。
・1項目1行、箇条書き
・「誰が」「何を」「いつまでに」が含まれるものは、その3点を明記
・決定に至らなかった議題は「未決」として分けて記載
・推測は入れず、明確に決まったことだけ

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト③|アクション(宿題)の抽出

会議のあと、誰が何をやるかを漏れなく拾いたいときに使います。

以下の文字起こしから、参加者が引き受けた作業(アクション)をすべて抽出してください。
・表形式:担当者/内容/期限/根拠となる発言の要約
・期限が言及されていない場合は「期限未定」と記す
・担当者が不明確な場合は「担当未定【要確認】」と記す
・「検討します」「考えておきます」のような曖昧な約束も、別枠で拾う

文字起こし:
〔貼る〕

「曖昧な約束も別枠で」を入れると、後で「やると言った・言わない」の食い違いが減ります。

プロンプト④|欠席者向けの要約

出席していない人が5分で追いつける形です。

以下の文字起こしを、欠席者向けに要約してください。
・冒頭に3行で「この会議で決まったこと」
・次に、議題ごとの経緯と結論(各5行以内)
・最後に「欠席者に関係するアクションや確認事項」
・専門用語や社内略語には短い補足をつける

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト⑤|逐語録の整形

発言をそのまま残す必要がある会議(公式な議事、交渉、聞き取り)向けです。

以下の文字起こしを、逐語録として整形してください。
・発言の内容は変えず、言い淀み(えー、あの)と重複だけを削除
・発言者ごとに改行し、「発言者名:発言」の形式
・意味が変わる可能性がある修正はしない
・聞き取れない箇所は【不明】と記す

文字起こし:
〔貼る〕

要約ではなく整形を頼む場合、「内容は変えない」を強く指定します。

💬 あやさん(副編集長)
「要約」と「整形」は別の依頼。残すべき会議では、内容を変えない整形を頼もう!

プロンプト⑥|経営会議・役員会向け

意思決定の記録として、経緯と理由を残す形です。

以下の文字起こしから、経営会議の議事録を作成してください。

出力形式:
1. 決議事項(何を、なぜ決めたか。理由と前提条件を含む)
2. 報告事項(要点のみ)
3. 審議中の事項(論点、賛否の主な意見、次のステップ)
4. 数値や固有名詞は正確に。不確かな場合は【要確認】

ルール:
・発言者名は役職で記載
・感情的な表現や雑談は除く
・意思決定の根拠が分かる記録にする

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト⑦|1on1・面談の記録

部下との面談や評価面談の記録です。個人情報の扱いに注意してください。

以下は上司と部下の1on1の文字起こしです。記録を作成してください。
・話題ごとに、部下の状況、上司の助言、合意したこと
・部下の感情や評価に関わる表現は、事実の記述にとどめる
・次回までの約束を表にする
・本人に共有できる、中立的な記述にする

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト⑧|ブレスト・アイデア出し会議

決定より、出たアイデアを整理したい会議向けです。

以下はアイデア出しの会議の文字起こしです。
・出たアイデアをすべて抽出し、テーマごとに分類
・各アイデアに、出た背景や補足があれば1行添える
・参加者の反応が良かったもの、懸念が出たものを分けて記す
・「次に検討するもの」として絞られたものがあれば最後に

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト⑨|顧客との商談・打ち合わせ

社内共有用に、顧客の要望と次の一手を整理します。

以下は顧客との打ち合わせの文字起こしです。社内共有用の記録を作成してください。
・顧客の要望、課題、懸念(顧客の言葉をなるべく残す)
・当社からの提案と、顧客の反応
・合意事項と、持ち帰り事項(当社側/顧客側)
・次のアクションと期限
・営業上の注意点(決裁者、予算感、競合の言及など、あれば)

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト⑩|英語・多言語の会議

英語の会議を日本語で記録する形です。

以下は英語の会議の文字起こしです。日本語で議事録を作成してください。
・決定事項、要点、アクションの構成
・固有名詞と専門用語は原語を括弧で併記
・ニュアンスが判断しにくい箇所は【要確認】と原文を添える
・最後に、英語での要約も3行つける(海外メンバー共有用)

文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト⑪|前回との差分・進捗確認

定例会議で、前回からの変化だけを知りたいときに使います。

前回の議事録と今回の文字起こしを比較し、進捗の記録を作成してください。
・前回のアクションが、完了/進行中/未着手のどれか
・新たに決まったこと、変わったこと
・引き続き未決の事項

前回の議事録:
〔貼る〕
今回の文字起こし:
〔貼る〕

プロンプト⑫|作成した議事録のチェック

人が書いた議事録、またはAIが作った議事録を、点検させる使い方です。

以下の議事録を、元の文字起こしと照合してチェックしてください。
・文字起こしにない内容が議事録に含まれていないか
・決定事項やアクションの抜け漏れ
・担当者、期限、数値の誤り
・曖昧な記述で、確認が必要な箇所
問題点を箇条書きで指摘してください。

議事録:
〔貼る〕
文字起こし:
〔貼る〕

議事録を「作らせる」だけでなく「点検させる」使い方は、精度を上げる最も確実な方法の1つです。

毎回の手間をなくす|テンプレート化

12本のうち、自社でよく使うものは、繰り返し貼らずに済む形にしておきます。

  • カスタムGPT:議事録専用のGPTを作り、出力形式と社内用語を組み込む。担当者は文字起こしを貼るだけになり、チームで共有すれば形式もそろう
  • プロジェクト機能:会議体ごとにプロジェクトを作り、過去の議事録と用語集を入れておく。前回との差分や継続議題の扱いが楽になる
  • カスタム指示:「議事録では不明点を【要確認】と記す」など、常に守らせたいルールを設定する

会議のたびに同じ指示を書いている時間が、そのまま消えます。

💬 さとしさん(編集長)
良いプロンプトは「保存する」までがセットだ。議事録専用のGPTを1つ作れば、チーム全員の議事録が同じ品質になるぞ!

注意点

  • 出力は必ず人が確認する。特に決定事項、担当者、期限、数値は元の文字起こしと照合してから共有する
  • 機密情報の扱い。役員会や人事面談の内容は、契約プランの設定と社内ルールを確認してから入力する。法人向けプランは学習に使われない設定が標準
  • 発言者の推測をさせない。文字起こしに話者情報がない場合、誰の発言かをAIに推測させると誤りの原因になる
  • 文字起こしの精度に依存する。元のテキストの誤変換は、議事録にも引き継がれる。固有名詞は用語一覧で補正する
  • 議事録の責任は作成者にある。「AIが作った」は、誤りの言い訳にならない

よくある質問(FAQ)

Q. どのプロンプトから使えばよいですか?

A. 標準型(①)です。定例会議の大半はこれで対応でき、必要に応じて決定事項型やアクション抽出に切り替えてください。

Q. 精度を上げるコツは何ですか?

A. 会議の情報、読む人、出力形式、不明点の扱い、用語の指定の5点を指示に含めることです。特に「不明点は【要確認】」は必須です。

Q. 音声を直接渡せますか?

A. ChatGPT単体では音声ファイルの直接の文字起こしはできません。会議ツールや専用ツールでテキストにしてから貼ってください。

Q. 毎回プロンプトを貼るのが面倒です。

A. 議事録専用のカスタムGPTを作るか、会議体ごとのプロジェクトに形式と用語集を入れておくと、文字起こしを貼るだけで済みます。

Q. AIが作った議事録をそのまま共有してよいですか?

A. おすすめしません。決定事項、担当者、期限、数値を元の文字起こしと照合し、⑫のチェック用プロンプトも併用してから共有してください。

まとめ

ChatGPTの議事録プロンプトについて、要点を整理します。

  • 「議事録にして」では使えない。会議の種類と読む人に合わせた指示が必要
  • 精度を決めるのは、会議の情報、読む人、出力形式、不明点の扱い、用語の指定
  • 用途別に12本。標準型、決定事項、アクション、欠席者向け、逐語、経営会議、1on1、ブレスト、商談、多言語、差分、チェック
  • よく使うものはカスタムGPTやプロジェクトに組み込み、貼るだけの状態にする
  • 出力は人が照合し、機密は線引きし、発言者を推測させない

まずは次の会議で、①の標準型に「不明点は【要確認】」を入れて試してください。それだけで、これまでの「長いだけの議事録」が「使える議事録」に変わります。慣れたら、自社でよく使う型をカスタムGPTにして、チームの共通の道具にしてください。

💬 あやさん(副編集長)
議事録の質は、会議の質を映す鏡。プロンプトを整えると、会議で「決めるべきこと」も見えてくるよ!

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